徳永林太郎

 

  • positions : guard
  • DATE OF BIRTH : 1986.12.29
  • FROM : FUKUOKA SITY
  • Height / WeighT : 177CM / 75Kg

開幕!!と、その前に…

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オフシーズンストーリー今シーズンは京都ハンナリーズでプレーすることになりましたが、今回のオフシーズンはとても意義のある、自身にとって苦しくもありとても大きな時間になりました。その思いを絶対に忘れたくないなと思い、ずっと僕は文にして綴っていました。その一部を皆さんと共有できたらなと思い、今回、ブログに書かせてもらいます。
オフシーズン。今まで毎年、送ってきたオフの生活はもうそこにはなかった。福岡を離れることが決まり、どこかに声がかからないとバスケはもうできない、そんな状況は、かつてこのプロの世界に憧れて目指していた過去の自分と自然と照らし合わせていた。

5年ぶりのトライアウト。会場へと自分の足で歩き向かい、戦友と共に汗を流し、持てるものを出し切る。全てはここが僕のスタート地点。新鮮な気持ちと、何か自分の中で確実に変わったものがないとこれまで選手として、やり遂げてきた意味をも問われることになる。技術的なところはもちろん変わったし、考えることができたし、短いあの時間で、どれどけ自分を発揮できるか、自分をアピールできるか、自分を表せれるか、そして、即席でつくられたチームでどれだけ、たたかうか。これはトライアウト、プロテストにとって大事なところ。テストの会場で初めて知り合った仲間の得意なプレー、相手の苦手な部分、そんな個ではなく周りの状況、環境をみて考え、少ない情報からもコミニュケーションを通じて、短時間でわかり合う。

昔は個を出すのに必死になっていた自分が、まずは周りを見渡してから、いかにその環境で自分を出すかを重視していた。

プロテストという概念より、共に練習をしている感覚の方が近かった。これは経験からくる、体力的にも精神的にも余裕があったのが一番、心強かった。

先の将来が見えず、不安が段々と募っていく中で、目の前の一瞬、一瞬に挑んでいく。

結果は来るのは怖いが、信じて待つしかない。

目的と、目標と、モチベーションを保つことがかなり難しかったが、選手としてプレーしている自分の姿だけは必ず心の中でイメージしていた。

最善を尽くし、与えて頂いた環境で、目標を持ち、向かう、このサイクルは変わらない。

しかし、常に物事には良い将来と悪い将来を考えないといけないと思っている。悪い将来と言うと、聞こえが文字通り、悪くなってしまうので…願う将来と、その願いが叶わない将来とでも言っておこう。

もちろん、今の僕の状況で言うと、

願う将来とは、プロとしてバスケットを続けているということ。

叶わない将来とは、プロを断念し、違う職種に就いているということ。

見えない先のことは、どうなるかはわからない。そんな当たり前のことを自分でもしっかりと理解し、どんな状況でも前に進むことが大事。

正直、叶わない将来のことなんて誰も考えたくないし、誰よりも良い結果が来ると自分を信じていたいもの。自分の希望していることの真逆を考えることはとても苦しかったし、辛かった。でも、自然と考えれば考えるほど、まだ僕はバスケをしていたい、と強く願っている自分がいることに気づけたのも、このお陰かもしれない。

プロテスト。これは僕の原点。

たくさんのチームのテストを受けていくと、顔見知りも増えていく。あ、またあの人いるな。あの人も。みんな必死なんだと。もちろん、僕もその中の一人。少しでもある可能性が拾えるのであれば、お金、時間、労力、そんなものは苦にならない。プロになりたいと強く願っている人がいるあの環境がすごく懐かしかった。

そうそう、5年前、プロテストを受けに行ってた時にたまたま仲良くなった戦友がまだ、受けにきてたことも驚きだった。そんな再会も懐かしく話すことができたし、プロでやっていたのをずっと見ていたと言われると、正直、嬉しかった。

会場では、福岡の徳永さんですよね、と声をかけられた時も何度かあった。5,6年前にテストを受けていた時は誰一人として、僕のことは評価されなかった(実力がなかったのは大前提にあります)そんな自分が少し上のステージにいることが不思議な気持ちにもなった。

初心忘るべからず、、、今回、プロテストを受けて様々な気持ちを持つことができたなと改めて思う。

バスケにかける全力さ。プロになる難しさ。プロでやれる有難さ。見えない将来の不安。結果を待つ恐さ。心の弱さ。それでもポジティブに自分を信じる強さ。孤独との闘い。
不安を消し去ってくれるのは、自分での行動しかないと思います。とにかく、行動!先の不安を考えて、精神的にも疲れることは悪循環だと。何かそういう後ろ向きな思いがあれば、考える前に行動するといい。自分の足で、体をつかって目標に向かうと、どんな形であれ、プラスになる。例えそれが小さなプラスでも、不安のマイナスよりは、よほどいい。プロとして5年目。良い結果は出してはいないけど、それなりにプロとして、やり続けてきた。プロテストを受けにいく?また?できればテストなんて受けたくない……自ら足を運んで、先ほど言った、自分の全てを使ってまで行く価値があるの?

そういった考えの元選手も多いと思う。選手としてのプライド。

すごくわかる…

僕は、5年前にゼロから選手を目指し、追い求めていた過去があったからこそ、この行動がすぐにできたんだと思う。テストを受けに行くことは苦ではなかった。

行動が全てをうまく繋げてくれた。

そんな思いで、次のチームが決まると、まずは感謝の気持ちが自然と出てくる。またバスケットができる喜びも強く感じることができる。

だから、また上手くなりたいと思えるし、上を目指したい。繰り返し、自分を信じてベストを尽くしていきたい。

そして、このオフシーズンに感じた気持ちも忘れずに自分のこれからの糧にしていきたいと思う。

こういった思い、自分の行動を伝えるべきか、賛否両論だと思うが、ジャンルは違えど同じ思いを抱いてる人がいた時に少しでも、己の行動へのスパイスになってくれればそれでもいいのかなと思うし、読んでくれただけでも、全然構いません^^

そんな思いを伝えれる職種に就いていることに感謝して、頑張っていきたいと思います!

シーズン開幕‼︎

TKbjリーグ、ラストシーズン、しっかりと成長し続けます!応援よろしくお願いします!

新たなる時間

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さて、皆様お久しぶりです!!ご報告がかなり遅れましたが、ご存知の通り、今シーズンは京都ハンナリーズでプレーすることになりました。

まずは、迎え入れてくれた京都のチームの関係者の皆様、本当にありがとうございます。

初移籍となり、また次の1年もバスケができるという幸せを感じています。

そして、このプロのキャリアを始めることができ、たくさんのことを学ばせてくれた福岡。

一人の力では到底たどり着けなかったこの場所に、プロとしての活動を続けていけてるのは応援してくれる皆さんがいてくれたからでした。

地元、福岡を離れることは寂しいことでもありますが、また新たなる環境で、バスケットも然り、人としても更に成長していけるよう、日々精進して参りますので、変わらず応援していただけると嬉しく思います!

僕の力の根源は、皆さんの声援にあります。これは本当に感じていることです。まだまだバスケットも上手くなりたい!!と純粋に、強く思いますし、満足は一つもありません。

一人では何もできない、、でも、皆さんと一緒であれば、何にでも挑戦できる、そんな自信をも持つことができます!

徳永林太郎、まだまだやります!

応援よろしくお願いします!!☆

シーズン終了のご報告

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今シーズンの試合が終わりました。最後までチームを信じ、応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました☆

ライジング福岡の歴史を繋ぎ、一緒に戦えたことは誇りを感じますし、とても幸せでした。
また、キャプテンという立場で、新たな景色でチームに携わることができ、たくさん考え悩み、そして、出来ることをゆっくりではありましたが、少しずつ行動し、バスケット選手という枠だけにおさまらず、徳永林太郎、一個人としても、とても意義のある貴重な時間を持つことができました!プロ4年目にして、こういった経験をさせて頂いたのも、チーム、選手、ブースター、みんなのお陰です。うまくいったこと、いかなかったこと、何回も繰り返し、成功と失敗を重ねながら、チームを創り上げていきました。
今シーズンの結果はプレーオフ進出を逃し、ライジングの歴史の中でも勝率の低いシーズンとなってしまいました。
とても悔しい気持ちと、責任を感じています。でも、結果があってのプロスポーツ、この気持ちはプロ選手として当然なことです。勝つことの難しさを痛感しました。しかし、個人のことよりも、この苦しい結果にも関わらず、共に泣き笑い、チームを愛し応援し続けてくれたブースターがいてくれたことに大きな大きな感謝の気持ちを表したいと思います。
僕はバスケで言えばまだまだ下手くそで、上手くいかず自分に腹がたつ時も幾度とありました。でも、どんな時であろうと、気持ちの面は必ず強くあろうと自分に問いかけ、信じていました。そこが僕の根源であり、自分の強みであると思っているからです。その反面、気持ちが顔や態度にすぐ出るのも自覚があります。悩み続けたシーズンでしたが、ブースターの方々が心配をしてくれたり、激励してくれたりと僕を何度も救ってくれました。ただただ苦しかっただけではないのも事実です、こういった状況であったからこそ、考えることができた。これからの自分にとってプラスになることばかりでした。
可能性があるからこそ、試練が来るし、やっぱり極度の負けず嫌いの僕は……負けたくない。
このまま終わりたくありません。
このバスケット大国である福岡に、プロのバスケットチームが、多くの人に愛され、これからも応援し続けて頂けるようにライジング福岡の歴史を一緒に築き上げてほしいです。
☆チームを存続するための大きなサポートをして頂いてるスポンサーの皆さん。
☆選手、スタッフ。
☆日本で誇れるエンターテインメントスポーツとして、会場を素敵な時間と雰囲気をつくりあげてくれている、RFC、RFC Jr.(ベストパフォーマー賞おめでとう☆)
☆バスケで福岡を熱くしよう!と、ライジング福岡を運営しているフロントスタッフ。
☆チームを愛し続けてくれているブースターの皆さん。
誰一人として欠けては成り立たないものだからこそ、この先も大切にしたい‼︎
皆さん、今シーズンも一緒にライジング福岡の歴史をつくりあげてくれて、本当にありがとうございました☆

勇気

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久しぶりのブログです。
今まで書かなかった、書けなかったのは、何か自分の中に引っかかるものがあり、自信がなかった。
チームの成績だけをみると、前のライジングより良いものでもないのもわかってる。
結果がなかなかついてこないけれど、負けたくないし、勝ちたい。チームもそう、自分にもそう。
いろんな障害が出てくるけど、そこから逃げたくない。頑張って耐えて耐えて、なんとか乗り越えたい。這いつくばってでもいいから、どんな不格好でもいいから、負けたくない。
言葉や行動の前の、勇気がほしい。少しでもいいからつくりだしたい。
嘘をついてるわけではないけども、大丈夫、大丈夫と自分に問いかけ伝えて、つくりだしたい。
姿をみられるのもこの職業の一つの魅力。
弱い姿。強い姿。人間らしく。
どれが正解だなんて、探してもみつからないし、ずっと考えてもしょうがないし、そもそも誰がそんなことを気にするのかという問題にもなる。
バスケットはチームスポーツ。自分のことばかり考えてもダメになる一方。ましてはキャプテンという立場にありながら、チームのことを最優先できないそんな姿はいらない。
わかってても、行動しようとしてみてもすぐには変えれない。少しずつしっかりと積み重ねていく必要があるし、すぐにみえなくても後でこういうことだったのかと気づける時を信じて行動することが大切。
難しいよ、でも簡単だよ、そうやって自分に伝えてやっていくのみ。
そうやっていろんなこと考えて、考えてまた考えて。
ふと、思うとバスケット楽しめてる?
あなたが楽しまないと、観てる方は楽しくなんてないよ。楽しめてみんなに伝えることができる、スポーツとはそういうもの。
気づけてない、大切なことはたくさんありそうだ……。

本当のあるべき姿

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言葉よりも気持ちをみせるべきだ。本当にその通りだと。何を書いても言い訳にしか聞こえなくなりそうで、悔しかった。不安、期待というのは目の前に証明できてこそ、緩和されていったり、乗り越えられていくものだと。みんなは勝利を分かち合いたいし、そして、何より応援してくれる人と共に喜びたい。
今日は少しだけ言葉にして、みんなに伝えたいし自分の頭や心の中でも、もう一度深く考えたいと思います。
今ある厳しい状況の中であるからこそ、手を強く繋ぎあっていたい。
何かを変えることは簡単なことではない。
考えることはもちろん大切。考えてエネルギーの方向を変えるだけでもかなり大きくなる。
先のことを信じてやれることもたくさんある。何かが変わったなと思える、感じるまでは努力をいつもより多くつぎ込む必要がある。
だから、がむしゃらにひたむきにhard workすることも変えることのできる一つの方法です。
と同時に、いつもとは違うことをやらないと変わらないことも事実だと思います。
僕は今シーズンはチームのキャプテンを務めています。もちろんこの状況に責任も感じていますし、強いチーム、愛されるチーム作りを目指しています。チームを牽引していきたいと強く思っています。
それを夢みることとその目標に向かうことは両極端なこと。大輪の花を咲かせるためには、一番大切なのは根がしっかりとしていること。たくさんあってもそれが造花であって、根本的なものが確立されてないとその木は簡単に倒れてしまうだろう。
何が言いたいかというと、メディアだけ、外見だけのキャプテンならその存在はいらないということ。気づかないような少しのズレが時間が経つとそれは大きく違う方向に向いてしまっている。
背負うものを勘違いしていたのだと気づきました、チームから信頼される、ということは小さなことの積み重ねであり、それは普段の会話から行動から様々な形で構築していけるもの。
大きな勘違いしてたものをそっと置いて、近くにいる選手、ブースターのためにできる小さなことに目を向ける。自分で作り上げてしまった虚である責任は自分で自分を見えずらくさせていたのかもしれない。自己防衛して、新たな一歩を踏み出すのが怖かったのか。何ができるかは、ここには書けません。それは行動あってのものだから、言葉にはできません。
ただ言えるのは見えづらいものほど、とても大切であり強い絆がそこにはあるということ。
それは応援してくれる人が証明してくれているから。
だから僕らも証明しないと。ライジング福岡のバスケットを。そして、喜びをみんなで分かち合いたい。
こんなところで満足するチームではないことは断言できます!でも…久しぶりの勝利はやはり気持ちの良いものだった!
勝つことの難しさ、負けることの簡単さ。そして、勝ち負けだけでなくプロバスケット選手という誇りは常に大事にしていたい。