見えない力

まずは今まで支えてくれた両足、本当にありがとう。

小学4年生からバスケを始め、高校卒業まで続けてその後は、バスケから5年ほど離れた。そして、再開した23歳の時からプロを目指し、ノンストップで両足には負担をかけてきた。

まるで、車にエンジンを積んでいないのにアクセル全開で前に進もうとしてるみたいに…

突然、フルで稼働させられた膝は悲鳴をあげてた、それは俺も知ってる。誰よりも知ってる。

階段を一段、登り降りするのも激痛だった時もあったよね。

それでも、もうちょっとだけ…もうちょっとだけ頑張って…と言い聞かせて、ほぼ10年。

あなたが連れてきてくれた場所は、こんなにも素敵な景色だった。俺にはもったいないくらいの。

先日、前十字靭帯再建手術をしました。

ここまでの道を歩んできた、あなたとお別れして、

また新たなアナタとこれから歩んでいくために。

これからよろしくね。

良い時も悪い時も、どんな時もそれこそがバスケ人生。

そして、俺にはたくさんの支えがあります。

1人ではあのコートに立ててない。

全ての要素をポジティブに捉えて、その方向で行動すると、向こうから良いことがやって来る。

1番難しいのはこの気持ちを持ち続けること、

忘れないでいること、

そしたら、必ず…。

自分の傷なんていつか癒えるんです、

それより、

心配してくれて

胸が苦しくなったり

辛くなったり

代わってあげたい

どうか、お願いします

いつかまた必ずみたい

頑張って

戻ってきて

みんなの心に傷をつけてしまった

その傷をどう癒すかを考えたい

こんな時に、誰かが、

心配してくれる

言葉で伝えてくれる

祈ってくれる

目には見えないものを

“力”に変える能力こそが僕の強さの根源であり、無限大。

自分でできる努力と、目に見えない強さを味方にして自分のエネルギーに変える

もう答えは出てる、

いつも問いかけてる

“自分を信じてベストを尽くせ”

頑張るのは当たり前、プロなんだもん。いかにそこで持てるもの、自分のベストを出せるか、そのためにはまずは自分を信じてあげないとね。

大丈夫、その時は来る、引き寄せてみせる

いつでもそう、プロバスケの選手の道なんて俺にははなかった

それでもここまで来れた

また一歩ずつしっかり刻んで目標に向かいます!

俺だけが苦しいんじゃないんだから。

みんなそれぞれストーリーはあるよ。

これも一つの物語、この挑戦の時こそ、楽しもうや。

Posted on by 徳永林太郎 in BLOG

Add a Comment