シーズン終了

2012-2013シーズン、終わりました。
応援本当にありがとうございました☆

結果は、ウエスタンカンファレンス優勝、リーグ準優勝でした。
こんな素晴らしいシーズンだったのは、皆さんの応援ありきだと思っています。
振り返れば、自身プロ2年目ということで、たくさんの課題を持って始まった。
不安ももちろんあったけど、不安よりも期待の方が大きかったし、いつも期待を越えて何かを表現したかった。
その意気込みとは裏腹に、指と指の間が裂けるという怪我からの始まり。
正直あれには焦った…

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今では痛みもなく、完治。恐るべし人間の治癒力!
下手くそが練習に参加できないという、歯痒さに悔しさがそこにはあった。しかし、だからこそ、普通に練習できる有り難みが再確認できたのかもしれない。
環境などに驕っていると、みえていたものが、みえなくなることが一番の恐怖。何か起こってもいい方向に向いてる…そう思いたい、そう考える。
開幕三連敗から始まり、そして、メンバーも大きく変わり、観てる方は不安だったかもしれない。
でもチームのみんなは可能性がかなりあることを信じていたし、確信があった。
個人的には、前半戦、あまりプレータイムもなくて、試合の結果に影響を直接的に及ぼすことはできなかった。
だけど、信じていた。いつかくる、その時を。
いつもそうだった、練習生の時も、一年目の時も。
それが、大阪戦。出れない選手が多くいたし、チャンスはそこにあった。
そして、15連勝中だった、あの沖縄戦。
一日目は、点差も離されかなり悔しい結果に。あんな負け方をしたことが、嫌で嫌でたまらなかった。気持ちもなかった…だから、あの夜、日本人選手みんなにメールして、自分の気持ちを素直にぶつけた。優しくてわかってくれる先輩だから、僕の生意気な言葉たちも受け入れてくれたんだと思う。
だけど、気持ちのないバスケなんてなんの輝きもないし、何もうまれない。
その次の日、気持ちがみんなに入ってた。
その気持ちがチームメイト同士を鼓舞させて、一つになれた。
四クォーター目も任された時、そこに不安や弱い気持ちは一つもなかった。
そうやって考えると、あそこの試合はもちろんチームにとっても、でも自分にとってもすごく意味のある時だったのではないかと。

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みんなもちろんそうだけど、MVPはトクだと言ってくれた仲西キャプテン。
気持ちが全てを生んだ、瞬間。

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それからは試合も徐々にプレータイムが伸びてきて、自分を主張できる環境がで始めて来た。
本当にこのシーズンもいろいろあったけど、たくさんの気持ちが僕を強くしてくれた。どんな時でも目の前にある壁を越えたかった。
この表情はたくさんの気持ちが入ってる、お気に入りの一枚。

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そして、プレーオフはホーム開催もでき、有明の地へと立つことができた。
昨シーズン誓ったあの場所へ帰ってきた。コートに立つ選手として。
素晴らしかった、一万人の舞台は。
でも、僕も選手。
輝ける舞台は半分は悔しさの舞台へと変わった。
いろんな思いの有明があっていいと思う。それはもちろんブースターも同じ。
だから、どんな環境でもどんな状況でも、目標と達成、そして、気持ちを持ってバスケット選手を担っていきたいと思う。
それには、皆さんが必要です。
1人では残念ながら、そんな思いも気持ちも保ちきれない、だから、また共に
歩き出しましょう!
本当に今シーズン応援、サポートありがとうございました☆
感謝の意を込めて
徳永林太郎

Posted on by 徳永林太郎 in BLOG

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